腸内環境が大事?花粉症を和らげる食べ物とは

現在多くの日本人が悩まされている花粉症ですが、くしゃみや鼻水といった症状は、体の免疫機能が過剰反応することで分泌されたヒスタミンという物質によって引き起こされます。したがって、免疫機能を正常化してヒスタミンの分泌を抑えることができれば、花粉症を完治することが可能ですが、このような治療法は未だに見つかっていません。そこで、根本的な治療ではないものの、免疫機能の過剰反応を緩和するために免疫力を高めるという方法に注目が集まっています。
免疫力を高めるには、免疫細胞の多くが集まる腸の働きを活発化することが有効とされており、腸にある善玉菌を増やすことが重要です。善玉菌を増やす効果が期待できる食べ物の代表格に、乳酸菌やビフィズス菌が含まれるヨーグルトが挙げられますが、その他にも、味噌やキムチ、ぬか漬けといった発酵食品も乳酸菌を多く含んでいます。また、善玉菌を増殖を助ける効果がある食物繊維やオリゴ糖を摂取することも効果的です。食物繊維が豊富に含まれている食べ物としては、ごぼうやニンジンなどの根菜類や、わかめなどの海藻類などがあり、食物繊維とオリゴ糖をバランスよく含むものには、きな粉・ごぼう・いんげん・バナナなどが挙げられます。これらの食べ物を継続して摂取することで、腸内環境の改善が期待でき、結果として花粉症の症状緩和につながります。
一方、ヒスタミンの分泌を抑制するには、甜茶(てんちゃ)というお茶に含まれる甜茶ポリフェノールが効果的です。甜茶は独特の甘みがある、中国では健康茶として親しまれているお茶ですが、一般的に販売されている甜茶は、他の茶葉に混ぜてあるタイプも存在するため注意が必要です。花粉症対策で購入する場合は、成分表示を確認して甜茶100%を選択すると効率的に甜茶ポリフェノールを摂取できます。節酒や食事制限も花粉症の症状改善に有効です。アルコール類は血管を拡張させる作用があると言われており、粘膜が腫れ上がることで鼻詰まりの原因になります。さらに、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に分解されますが、これはヒスタミンの分泌を活発にしてしまうため、花粉症の症状が悪化する恐れがあります。また、揚げ物などの高脂肪な食事も避けた方ほうが賢明です。消化しきれなかった脂肪類は腸内の悪玉菌の増加を促すため、結果的に善玉菌の数を減少させることにつながります。
このように、ヨーグルトなどの腸内環境を整える効果の高い食品の摂取や節酒、食事制限をすることで、花粉症の症状緩和が期待できます。しかし、特定の食べ物を摂取しても、すぐに花粉症の改善ができるわけではないため、継続的に摂取していくことが重要です。また、過度な節酒や食事制限はストレスを溜め込む原因となり、逆に免疫機能を低下される恐れもあるため、自身に合った方法で症状緩和に取り組むと良いでしょう。

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腸内環境が大事?花粉症を和らげる食べ物とは

2019年11月21日