様々な種類のアレルギーがある!原因や症状について知ろう!

薬を飲む女性

私たちの体には、外部からウイルスや細菌などの異物が体内に侵入してきたときに、IgE抗体というタンパク質を作ることで異物を撃退しようとする免疫機能という仕組みが備わっています。
しかし、私たちの体に無害なはずの食品や花粉に対しても、免疫機能が過剰に反応してしまうことがあり、体には様々なマイナスの症状が発生します。
これがアレルギー反応と呼ばれるもので、本来は体を守るための反応が、逆に正常な細胞や組織まで傷つけてしまうことで、体に発生するのがじんましんや炎症などのアレルギー症状です。

私たちの身の回りには、アレルギー反応を引き起こしやすい物質が数多く存在しており、これらの原因物質をアレルゲンと呼びます。
アレルゲンには様々な種類がありますが、食物・薬剤・花粉・ダニ・ハウスダストといったものがアレルゲンの代表例です。
じんましんや炎症、喘息などのアレルギー疾患の症状は、体内に侵入したアレルゲンの除去をしようとした結果、引き起こされます。

また、アレルギーを発症する原因のひとつに遺伝的な要素があると言われており、IgE抗体がつくられやすい体質の方がいます。
しかし、アレルギーの発症には遺伝的な要素以外にも、生活習慣や周辺環境といった複数の要素が複雑に関係しているため、親のアレルギーがそのまま子供に受け継がれるわけではありません。
そのため、アレルギーを予防するには、生活習慣を規則正しくすることや、部屋の掃除や換気をこまめにしてホコリやダニを排除することが重要です。

また、アレルギーの種類は、体の反応メカニズムによってⅠ型からⅤ型までの5種類に分けることができ、発症する症状や疾患も異なります。
5種類の中で最も多くの方が発症しているのが、IgE抗体によって引き起こされるⅠ型で、アレルゲンが体内に侵入してから数時間以内に発症するのが特徴です。
短時間で発症するため、Ⅰ型は即時型とも呼ばれます。アレルギー疾患として広く認知されている、花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギーといった疾患は、このⅠ型に分類されます。
このようなアレルギー疾患が疑われる症状には、皮膚のかゆみや湿疹・目や鼻の粘膜の炎症・咳・嘔吐・頭痛などが挙げられます。
これらの症状が出た場合は、病院での検査によって原因物質であるアレルゲンの特定をする必要があります。
その上で、医師の指示に従いながら、適切な治療を受けることが基本的な対処法です。